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トルクの読み方

インパクトドライバーの「最大締付トルク」の読み方(測定条件をそろえる)

カタログの最大締付トルクは「どのボルトを何秒締めたときの値か」という条件付きの数字です。条件が違う値を並べて大小だけで選ぶと、実際の作業との関係を見誤ります。

公開 2026-10-12(公式情報の確認日)/ 編集:AI Mediaz

各社の測定条件の書き方

公式資料の最大締付トルクと条件(2026-10-12確認)
機種値公式に書かれた条件
マキタ TD173D180N·mM16(強度区分10.9)高力ボルト、3秒締付け時
マキタ TD149D165N·mM14高力ボルト、3秒締付け時
HiKOKI WH36DD200N·mM16高力ボルト(強度区分10.9)、ソケットアダプタ+六角ソケット使用、3秒、気温20℃満充電時
パナソニック EZ1PD1155/140N·m18V/14.4V、強モード
京セラ DID11XR165N·m5,000mAh電池使用時
ボッシュ GDR 18V-220 C220N·m「最大トルク」(偏差は公式の注記参照)

同じメーカーでも条件が違うことがある

マキタの取扱説明書では、TD173DはM16、TD149DはM14の高力ボルトで測った値です。ボルト径が違う条件の値なので、180と165の差だけを性能差として読むことはできません。

モードと電池で値が変わる

パナソニックEZ76A1の公式仕様では、18Vの強モード170N·mに対し、中モード150N·m、弱モード26N·mです。最大値は最も強いモード・条件での値で、日常のビス締めで常に出る力ではありません。京セラDID11XRのように「5,000mAh電池使用時」と電池の条件が付く例もあります。

「強いほど良い」ではない機種もある

パナソニックEYCP31は最大締付トルク約80N·m(M14ボルト・Fモード3秒)ですが、締付力をM8 10N·m・M10 23N·m・M12 39N·mの3段階に設定でき、2度締め防止機能や締付確認ランプを備えた機種です。締め過ぎを防ぐ用途では、最大値の大きさは選ぶ基準になりません。

40Vmax・36V機の数値

マキタTD005G・TD002Gは220N·m、TD003Gは210N·m、HiKOKIのWH36DD・WH36DCは200N·mと公式に記載されています。高い値の機種は質量や電池の費用も含めて判断し、締付対象のねじ・ボルトのサイズは各機種の「締付け能力」欄で確認します。

相談先・申込先の選び方

締め付けるボルトの規格や必要トルクが決まっている作業では、工具のカタログ値ではなく設計・施工の指示を優先し、適した工具(トルク管理機能付きの機種やトルクレンチなど)はメーカー窓口や販売店に相談して選びます。

収録機種を条件で絞り込む

5メーカー27機種の電圧・トルク・質量・充電時間を、公式資料の条件付きで比較できます。

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出典と確認日

記事は公式資料の記載を整理したもので、個別の使用結果や安全を保証するものではありません。

シロボ
シロボのひとこと

数字が同じでも、使う条件は別に確認しよう。